3連休はそこそこ良いお天気でしたけど、今日はまた寒さが戻った感じですね。
ベランダのお昼の気温は7度と言ったところでしょうか。
今夜、関東地方北部ではちょっと雪が降るなんて言ってましたけど、東京周辺はどうなんで
しょうね?
積もらないといいですけど。
さて、タイトルの「タラモサラダ」なんですが、加熱したジャガイモとタラコを混ぜた
ポテトサラダ状のお料理のことです。
で、この名前は材料のタラコとジャガイモを足して「タラコ+ジャガイモ→タラ+イモ
→タラモ」となったと信じていました。
ところが実は「タラモ」ってギリシャ語で「魚卵」のことなんですってね。
Wiki先生によるとギリシャ方面では、「魚卵を利用した料理のひとつで、地中海地方では
塩漬のコイ、タラやボラの卵を使用するが、日本ではたらこで代用する場合が多い。
そのため日本では『タラコとジャガイモのサラダ』の略であると誤認している人も多い。」
らしいです。
てか、私のことですか。
この歳まで生きていて、初めて知りました^^;;

いやね、15〜20年くらい前にTVのグルメ番組で日本のとあるレストランを取材していて、
そこのオーナーが「ポテトサラダと明太子を和えたタラモサラダは当店が最初にお出し
しました」なんて事を言っていたんですよ。
なので「あ〜、明太子(タラコ)とジャガイモだからタラモなのかー」なんて思ったんです。
ひょっとしたらタラコじゃなくて明太子を使ったタラモを最初に・・・って事だったのかも
知れないですね。
一般的にはジャガイモを茹でて潰して、タラコや明太子と和えるってのが定番みたいですけど
ジャガイモを潰さず一口大にしてタラコなどと和えるタイプをあるみたいですね。
クラッカーなどに載せる場合は潰して、そのまま食べる場合は一口大でてなことですか。
そういえば「タラモがギリシャ語で魚卵」なのは知りませんでしたけど、「イクラは
ロシア語で鮭の魚卵」という意味だってご存知でした?
近所のお鮨屋では「繋がった状態のがスジコで、ばらけてるのがイクラ」なんて怪しい事
言ってますけどね。指摘は出来ないですけど^^;
たしかに、鮭や鱒の卵はスジというか薄皮でくるまれているので、筋(スジ)状の卵って
ことで筋子なんでしょうか。
でも築地関係者なんかだと「卵が鈴なりになってるから『スズコ』。それが訛ってスジコに
なった」なんて言ってますけどね。
イクラはロシア人と交易する時に、あちらが「イクラ」と言ってたのが北海道辺りで定着した
ってことですか。
そして、内地に来てスジコとイクラがごっちゃになったのかな。
あと、ついでですけど辛子明太子の事を「からしめんたい」って言う人いますよね。
でも「明太(めんたい)って、韓国語でスケソウ鱈を意味するミョンテから来てる」
らしいです。
で、ミョンテ(鱈)の子供(卵)だから「明太の子供(の唐辛子漬け)→辛子明太子」なんですね。
なので「辛子明太」というと「鱈の唐辛子漬け」になるわけです。
最近では、イワシやサンマなどの明太子詰めがそうですかね?
当然、焼いてから食べるんですよ。

ま、これはこれで美味しそうですけどね^^
あと飲食店で気になるのが「ウーロンハイ」ですか。
「ハイ」は「ハイボール」の略で「ソーダで割る」って意味ですね。もともと。
なので「酎ハイ」は「焼酎をソーダで割ったのも」なのでOKなんですけど、
「ウーロンハイ」は「ウーロン茶をソーダで割ったモノ」とい意味ですね。おえっ。
この場合は「ウーロン割り」が正しいと思うんですが。
更に「レモンサワー」とかがあるんですが、これは「レモン風味の付いたソーダで割った
飲み物」という事でしょうか。サワーはご存知の通り「酸っぱい」って意味です。
ところが店によっては「ウーロンサワー」とか書いてある事があります。
酸っぱいウーロン茶・・・は嫌だなぁ。
この辺り、お酒を何かで割ることを「ハイ」とか「サワー」とかで総称してるんでしょうね。
日本語の、というか日本人の外来語を取り入れる能力と、それをいい加減に使う能力は
すごいですね^^;;
本日のまとめ:
タラモサラダ → ギリシャ語の魚卵を意味する「タラモ」を使った料理
タラコ+イモの短縮形ではない。
イクラ → ロシア語の「鮭の魚卵」を意味する。
スジコとイクラの違いは各地で諸説ある。
明太子 → 韓国語のミョンテ(すけそう鱈)の子(魚卵)→タラコ
辛明太子 → タラコを唐辛子+αに漬け込んだもの
辛明太 → すけそう鱈に唐辛子+αを擦り込んだもの
最近はイワシやサンマに辛明太子を詰めたモノを指す場合も
ウーロンハイ → ウーロン茶のソーダ割り。そんなもの呑みたくない〜